株式会社NOBORIは(本社:東京都港区、代表取締役:依田 佳久、 以下、「NOBORI」)は、胸部CT画像からCOVID-19による異常領域の存在可能性を抽出し、医師の診断支援を行う医用画像解析ソフトウェア「COVID-19肺炎画像診断支援プログラム Ali-M3」(以下、「本製品」)の販売を開始いたします。本製品は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」に基づき、厚生労働省に医療機器の承認を取得※1しております。 COVID-19と日々対峙する全国の医療機関に広く展開して参ります。

1.背景

COVID-19の感染拡大は、国内外で深刻な社会問題に発展しています。国内では、感染拡大の第一波で医療崩壊寸前の危機に迫られ、国家「緊急事態宣言」が発令されました。現在、緊急事態宣言は解除されましたが、第二波に備えた予防対策や迅速診断・ワクチン・治療薬の開発は急務とされています。今後の経済活動の回復には、このような新規の医療技術開発が不可欠です。

COVID-19の確定診断はPCR検査により行われますが、肺炎疑いの症状を有する患者では、診療時に胸部CT検査が実施されるケースも少なくなく、検査直後にCOVID-19肺炎所見の存在可能性の判断補助を行うツールは有益であると考えます。特に、日本は世界有数のCT保有国※2であり、通常診療や救急診療でのCT検査は一般的とされていますので、肺炎疑い患者のトリアージ※3の補助ツールとして、本製品が広く活用されることが期待されます。

本製品は、医師の判断の補助ツールですが(医師の判断無しに確定診断を行うものではありません)、COVID-19と日々対峙する全国の医療機関における医療崩壊を食い止める手段、及び医師、看護師をはじめとする医療従事者の方々のご負担を少しでも軽減する手段として、お役に立ちたいという想いで開発して参りました。

2.本製品について

本製品は、アリババクラウドの開発機能を担うAlibaba Damo Technology CO., Ltdによって開発されたAIアルゴリズムを活用したプログラムです。主な機能は、「COVID-19肺炎に見られる画像所見の確信度提示機能」及び「関心領域のマーキング機能」になります。本製品プログラムは、7,038例の検査画像データ(内COVID-19肺炎の検査画像データ3,067例)を学習データとして用い、ディープラーニングを活用して開発されています。

今般、国内検査画像データ(約800例)を用いた臨床性能試験により、本製品の精度評価を実施し、製造承認の取得に至りました。エムスリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:谷村 格)と共に推進する、エムスリーエッジサーバー(NOBORIユーザー施設では、NOBORI CUBEで併用可能)を用いることで、院内PACSと接続し、多くの医療機関にご活用頂けるよう努めて参ります。

ali-m3サンプル

ali-m3概要図

3.特別無償支援について

全国の100施設の医療機関を対象とし、4カ月間の無償支援も行います。本製品の利用を希望される医療機関は、下記URLの応募ページよりお申込み下さい。エントリー頂いた施設様に先着順に詳細のご案内をさせて頂きます。

■エントリー応募ページURL

https://m3comlp.m3.com/lp/m3com/covid19_dokuei

エントリーには、エムスリーが運営するm3.com会員資格が必須になります。会員登録をされていない方は、ご登録後の申請をお願い致します。

尚、本製品開発は、ソニー株式会社の「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」により、資金面での開発支援も頂いて推進をしています。

※1 エムスリーの子会社である株式会社MICメディカル(本社:東京都港区、代表取締役:三橋 正伸)が製造販売業を担い、承認取得をしました。

※2 OECD Health Statistics(2017年)では、人口100万人に対し111.49台で、2017年時点のデータがある34カ国の中で最も高い数字です。

※3 傷病の緊急度や重症度に応じて治療優先度を決めることです。災害時の医療救護に当たっては、現存する限られた医療スタッフや医薬品等の医療機能を最大限に活用して、可能な限り多数の傷病者の治療にあたることが必要とされています。(東京都健康福祉局 / https://www.fukushihoken.metro. tokyo.lg.jp/iryo/kyuukyuu/saigai/triage.html

■協働パートナー

エムスリー株式会社について

日本の医師の約9割が登録している医療情報配信ポータルサイト「m3.com」を運営しており、製薬業界を中心にマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供しています。また、米国、英国、中国など海外への事業展開も積極的に進めています。2017年4月にはM3 AIラボを発足し、画像診断を含めたAI医療機器の開発支援など先端医療分野での事業拡大を推進しています。

エムスリー株式会社の詳細情報はhttps://corporate.m3.com/をご覧ください。

株式会社NOBORI(本社:東京都港区、代表取締役社長:依田 佳久、以下「NOBORI」)は、エムスリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:谷村 格、URL:https://corporate.m3.com/、以下「エムスリー」)と手掛ける医用画像診断支援AIプラットフォーム事業において、エルピクセル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島原 佑基、以下「エルピクセル」)と業務提携を行うことに合意しました。本提携によりエルピクセルが開発、提供する深層学習を用いた医用画像解析ソフトウェアEIRL aneurysmをNOBORIとエムスリーが提供する医用画像診断支援AIプラットフォームの第1号のサービスとして提供開始します。

1.EIRL aneurysmの概要

 医用画像解析ソフトウェアEIRL aneurysmは、脳MRI画像から「脳動脈瘤」の疑いがある部分を自動で検出し、医師の診断支援を行うソフトウェアです。疾患部位を陽性と正しく判定する指標である「感度」において、医師単独で読影した場合の感度68.2 %に対し、本ソフトウェアを用いて読影した場合は感度77.2 %と診断精度の向上が認められ、深層学習を活用した脳MRI分野のプログラム医療機器として、日本国内で初めての薬事承認を取得いたしました。最終的な診断は医師が行いますが、本ソフトウェアを用いることで、医師の負荷を減らし、見逃しを防ぐなど、効率的で正確な診断ができる環境の提供を目指します。

2.利用イメージ

 今回、医用画像診断支援AIプラットフォーム上でEIRL aneurysmを提供開始することにより、エムスリーエッジサーバー(※)を通じて簡単に脳MRI画像の診断支援サービスをご利用いただけます。今回の業務提携を通じて、エルピクセルとの連携を一層強化しながら、診療現場でのEIRL aneurysmの活用を促進し、診療に向き合う医師や患者の安心・安全への支援、そして効率的な医療の実現に貢献できるよう努めてまいります。

※NOBORI Cube導入施設でも同様にご利用いただけます。

EIRL aneurysmのサービス提供開始

エルピクセル株式会社について

 エルピクセル株式会社は、ライフサイエンス領域の画像解析に強みを持つ東京大学発のベンチャー企業です。医療・製薬・農業などのライフサイエンス領域に対して画像解析技術とりわけ人工知能技術を応用することで、高精度のソフトウェアを開発してきました。現在、東京大学や国立がん研究センターをはじめ複数の医療機関と連携し、人工知能を活用した医療画像診断支援技術EIRL(エイル)の研究開発を進めています。

エルピクセル株式会社の詳細情報はhttps://lpixel.net/をご覧ください。

エムスリー株式会社について

 日本の医師の約9割が登録している医療情報配信ポータルサイト「m3.com」を運営しており、製薬業界を中心にマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供しています。また、米国、英国、中国など海外への事業展開も積極的に進めています。2017年4月にはM3AIラボを発足し、画像診断を含めたAI医療機器の開発支援など先端医療分野での事業拡大を推進しています。

エムスリー株式会社の詳細情報はhttps://corporate.m3.com/をご覧ください。

本件に関するお問い合わせ先
株式会社NOBORI
Tel:03-4405-7834 e-mail:ai-sales@nobori.ltd

 株式会社NOBORI(本社:東京都港区、代表取締役社長:依田 佳久、以下「NOBORI」)は、エムスリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:谷村 格、URL:https://corporate.m3.com/)、 以下、「エムスリー」)と共同して、COVID-19疑いのCT画像を判定する遠隔読影と画像診断支援AIのシステムを全国100の医療機関に4カ月無償提供いたします。

1.背景

 2020年3月31日から聖マリアンナ医科大学の、救急医学および放射線医学部門の医師団の支援により、COVID-19判定に関する遠隔画像診断コンサルテーションサービスを提供して参りました。このサービスは、5月20日本日時点で全国220の医療機関様において有用にご活用頂いております。しかし、ご利用に際し、①対象画像データの専用Webページでのアップロードの手間や②サービス利用がインターネット接続PC端末に限定され、より簡便なサービスへのご要望を頂いておりました。COVID-19の終息時期がまだ見えない中で、医療現場の方々のご負担を少しでも軽減できればという想いのもと、本取組みを実施することに至りました。

 COVID-19の診断においては、PCR検査をはじめ、臨床症状や経過、様々な検査データとともに、画像所見も重要な意義を持つと考えられます。PCR検査の結果が出るまでの患者様への対応方針の決定、また、PCR検査に進めるかどうかの判断をする上で、本支援を有効活用頂ければと考えています。

2.本取組の概要

 本支援で提供されるエムスリーエッジサーバー(NOBORIユーザ施設では、NOBORI CUBE で併用可能)を院内PACSに接続し、COVID-19判定依頼を行うことで、遠隔読影医の判定結果を受け取ることが出来ます。エッジサーバーが匿名化および検査送受信をオンラインで行うため、スムーズに遠隔読影依頼ができます。同時にエムスリーAIラボにて提供しているAIを利用した画像診断支援ソフトウェアも該当期間、無償で利用可能です。本サービスも臨床現場の医師、スタッフの方々の業務負荷軽減を目指しています。尚、この無償提供はソニー株式会社の「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」を通じた資金面での支援も頂いて運営を行っています。

 本取組みでは、全国から100施設の医療機関を対象とし、4カ月間の無償支援をいたします。対象施設は公募制で募ります。本取組みのご利用を希望される医療機関は下記URLの応募ページよりお申込み下さい。お申込みの施設に詳細のご案内をさせて頂きます。

■エントリー応募ページURL

https://m3comlp.m3.com/lp/m3com/covid19_dokuei
尚、お申込みにはエムスリーが運営するm3.com会員資格が必須になります。会員登録をされていない方は、ご登録後の申請をお願い致します。

COVID-19疑いのCT画像を判定する遠隔読影と画像診断支援AIのシステム概要図

■協働パートナー

エムスリー株式会社について

 日本の医師の約9割が登録している医療情報配信ポータルサイト「m3.com」を運営しており、製薬業界を中心にマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供しています。また、米国、英国、中国など海外への事業展開も積極的に進めています。2017年4月にはM3 AIラボを発足し、画像診断を含めたAI医療機器の開発支援など先端医療分野での事業拡大を推進しています。

エムスリー株式会社の詳細情報はhttps://corporate.m3.com/をご覧ください。

本件に関するお問い合わせ先:covid19-info@nobori.in